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by msuda2005
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カテゴリ:民間伝承(言い伝え)( 4 )

三陸地方に「津波てんでんこ」

津波からの救命対策の原点は、沿岸部にいたときや沿岸に生活している人々が「地震、即津波」とイメージし、迅速に安全に避難できるかにかかっている。過去に何度も大津波を経験している三陸地方に「津波てんでんこ」という言い伝えがある。これは、「津波が来たら、親も子供も何もかも見捨てて、テンデンバラバラに逃げなければ命は助からない」という津波災害から命を守るための非常に厳しい言い伝えである。今回のPNGで助かった人々の証言の中にも、「親のことも子供のことも考えずに、ただ一所懸命泳いで助かった」という
証言が多く聞かれた。これはまさに、「津波てんでんこ」である。そして、「話には聞いていたけど、今回の地震で、地震だ、即津波とはイメージできなかった」と証言する人々が多かったことは、今回のPNG津波災害で91年前のシッサノラグーンを襲った大津波の教訓がいきていなかったと言える。
 津波災害は、何十年、何百年に1回来るか来ないかの大災害、その人の人生の中で出会うか出会わないかの非常に特殊な災害である。津波災害は、他の地震や風水害とは異なり、最も災害文化の伝承が難しい災害である。しかし、一旦大津波が襲ってくれば、一瞬にして大量な命を奪っていく悲惨な災害であることを肝に銘じなければならない。
 そして、この困難な津波災害文化の伝承のために、教育課程の中に津波災害文化を学ばせるカリキュラムを構築し、義務教育の過程で子供達にこの重要な災害文化を繰り返し教育してく必要がある。現在は、教科書から消えてしまっているが、わが国にはこの津波災害文化を教育するための格好の教材として「いなむらの火」がある。この「いなむらの火」の教科書への復活を、是非実現させなければならない。
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by msuda2005 | 2005-01-15 21:49 | 民間伝承(言い伝え)

言い伝え(2)

白い雨が降ると“蛇抜け"が起こる

蛇抜けとは、谷や沢に降った雨水が一時せき止められて、しばらくして水を含んだ土砂が押し出してくる土石流や鉄砲水のことを言う。
抜けとは、山などの崩れる現象やその場所を指す。山が崩れることを“山が抜ける"と呼ぶ地方は各地にある。

白い雨とは、白雨(はくう)とも言う。白く見える雨のことで夕立、にわか雨のことである(国語辞典)。
大粒の雨が激しく降るときは、飛び散る水しぶきで、まっ白に見えてあとは何も見えない。激しい夕立を白い雨と言いたくなる。
なだれ落ちる滝さらがらに、大地をたたくすさまじい大夕立、視界のすべてを白一色にとじこめてしまう。
筆者がかつて勤務していた広島県には次のような伝承があった。
「視界がきわめて悪くなり、あたりが降る雨で白っぽくなり、棚田の畦(あぜ)を越して一面、滝のように水があふれるときには山が抜ける」
土砂災害に注意を呼びかける昔からの言い伝えである。
山から噴き出す濁流が、のたうちながら大蛇か竜のように下がってくる。土砂の中の岩がぶつかり合って発する火花と稲妻が交錯し、落ち葉の腐ったような臭いを辺り一面に発散しながら流れる―これが土石流の姿だ。
この故事から、1時間に50ミリ以上も降る“猛烈な雨"を「滝のように降る。雨のしぶきで辺り一面が白っぽくなる。土石流が起こりやすい」と表現することにしている。
8月から9月にかけては台風シーズンである。台風が引き起こす土砂災害と洪水災害を少しでも軽減したいものである。
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by msuda2005 | 2005-01-15 21:46 | 民間伝承(言い伝え)

言い伝え(1)

朝曇りは、大日照りのもと
大霜の明後日は、天気が下り坂になる
三日月が立ってると、災害がある
蛇が木へ登ったら、雨
猫が顔洗うたら、雨になる
雨蛙が鳴くと、雨になる
月に笠をかぶると、雨になる
西が曇れば雨となり、東が曇れば晴れと なる
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by msuda2005 | 2005-01-15 21:43 | 民間伝承(言い伝え)

言い伝えで難を逃れた島人

スマトラ沖地震は、皆さんも承知で甚大な被害をもたらしています。しかし、過去の災害によってできたであろう言い伝えによって難を逃れた島民がいました。「潮が引いたら山に逃げろ」です。日本においても、宮城県沖で発生した津波によって同じような言い伝えが有ると思いました。自然災害関連の言い伝えをもう一度おさらいしてみます。小中学生の自由研究にも採用できるかと思われます。仮設住宅で避難しているお年寄りとのコミュニケーションの一環でやってみてはいかがでしょうか?なぜって、阪神大震災の老人孤独死の件数が半端じゃないからです。
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by msuda2005 | 2005-01-15 21:36 | 民間伝承(言い伝え)